阪神・ガルシア&望月、先発調整へ 金村投手コーチ明言!藤浪&遥人代役候補に
阪神・金村暁投手コーチ(44)が30日、甲子園での集合練習後、球団を通じて取材に応じた。開幕ローテ候補だった藤浪の代役として、この日、1軍合流した望月を先発候補に入れる方針を明かした。
今季は開幕後に6連戦が続くことが想定されている。金村投手コーチは「先発の頭数は基本的には6枚」と構想を説明。西勇、青柳が確実だが、2人以外は流動的だ。
さらに藤浪と高橋の離脱で枠は広がった。同コーチは「まだ固まっているわけではないし、競争の中で結果を出してほしい」と新戦力の台頭に期待。藤浪の代役候補となりえるのが望月だ。
首脳陣は2軍の推薦を受けて右腕を1軍に招集。金村コーチは31日の紅白戦で登板させることを明かし、「まず短いイニングで見てみて。2軍ではずっと先発調整しているから、(先発と中継ぎの)両てんびんにかけながら」。当初はリリーフでの起用が濃厚とみられていたが、結果を出せばローテ争いに加える方針だ。
また、同コーチは高橋の穴を埋める存在として、故障で出遅れていたガルシアも先発調整させる方針を示した。「左の頭数を考えた時に、まずは先発で調整してもらおうと」。開幕まで約3週間。1軍では秋山、岩貞、ガンケル、スアレスらがしのぎを削ってきたローテ争いは一層、激しさを増す。