日本野球機構（ＮＰＢ）は１日、１９日に開幕するペナントレースについて１カ月分の日程を発表した。新型コロナウイルスの感染対策で、当面は無観客で行う。

　移動リスクを軽減するため、セの開幕カードは全て首都圏開催。阪神は無観客とはいえ５カード連続を敵地で戦い、甲子園での本拠地開幕は７月７日の巨人戦。いきなり試練のロードとなった。

　球団は遠征先でも感染対策を徹底する方針。谷本本部長は「関東滞在中も名古屋も広島もホテルに缶詰状態になりますからね。そこは気の毒ではあるんですけどね」と現場の苦悩に理解を示しながらも、「外食も禁止。最寄りのオンフットで行ける範囲のコンビニに行くぐらいは許しますけど。それ以外は外出は禁止なんで」と語った。

　移動やホテルでの食事会場などでもさまざまな対策を検討。「大変ストレスはたまると思うんですけど、そのストレスは試合で発散してほしいですね」と語った。