阪神 遠征は原則外出禁止 ストレスは試合で発散やで!
異例の5カード連続ビジターゲームでのスタートが決まった阪神。谷本修球団本部長(55)は1日、代表取材に応じ、原則外出禁止とするなど厳戒態勢で遠征を行うことを明かした。
同本部長は移動の際に新幹線車両を貸し切る形は否定。「移動便を数便に分けるとか、できる範囲でガイドラインの趣旨を反映してやっていくという形になります」と、ある程度決まった時間帯で分散して乗車する方法を採ることを明かした。その上で到着後は従来のタクシー分乗ではなく、ある程度まとまってバスで宿舎へ移動する考えだ。
また、基本的に選手らのホテルからの外出は禁止となる。許されるのは徒歩圏の最寄りのコンビニなどに限り、「関東滞在中も名古屋も広島もホテルに缶詰め状態になります。外食も外出も禁止なんで」と説明した。
宿泊先の食事に関しても、一般人と交わらないように貸し切りの宴会場で時間帯も通常より延ばされる。また、バイキング方式ではなく、ホテル側が準備した一人分のものを各自が取っていく形になり、「朝食は対応していただけるところはルームサービスでお願いしようと思っています」と徹底的に感染防止策を施す方針だ。
「気の毒だし、大変ストレスはたまると思うんですけど…そのストレスは試合で発散してほしいと思いますね」と谷本本部長は願った。精神的な苦痛を乗り越えながら、虎戦士は日々の試合に向かって行く。