阪神・ボーア 実戦18試合目で待望の一発!甲子園の右翼席へ「素直にうれしい」
「練習試合、阪神-広島」(2日、甲子園球場)
阪神の新助っ人・ジャスティン・ボーア内野手(32)が実戦18試合目で来日初の本塁打を放った。
0-0で迎えた四回、先頭のマルテが四球で出塁。無死一塁の場面でボーアが打席を迎えた。2番手・藤井皓が1ボール2ストライクから投じた4球目、高めに浮いた直球に反応。高々と舞い上がった打球は浜風に押し戻されることなく、右翼席に到達した。
来日初アーチにボーアは「まだシーズン前だけれども、日本で初めて打てたホームランだから素直に嬉しいね。2ストライクに追い込まれていたから、コンパクトにいいスイングをしようと思っていたけど、フェンスオーバーには十分な距離だったね。(サイレントトリートメントは)アメリカでルーキーにやるショーを日本でもやってくれて面白かったし、嬉しかったけれど、アメリカはもっと間があるんだけどな(笑)」とコメントした。
メジャー通算92発の4番候補はこの日、「4番・一塁」で先発出場。この試合前まで実戦17試合で43打席ノーアーチと本領を発揮していなかった。開幕を前にした練習試合でようやく主砲のバットが火を噴いた。