阪神・矢野監督 球児から感謝の六甲おろしに感激「お互いにエールを送れる存在に」
阪神・矢野燿大監督(51)が11日、「甲子園の土入りキーホルダー」贈呈企画の反響を喜んだ。コロナ禍の中、今年は春のセンバツに続いて、夏の甲子園の中止が決定。これを受けて、阪神と甲子園球場は日本高野連に加盟する3年生の野球部員に同キーホルダーを贈ると発表していた。
この日、長野県の小諸商の野球部が感謝のメッセージと共に「六甲おろし」を熱唱する動画をアップ。球団の公式ツイッターは「私たちの心にしっかりと届きました!」とすぐさま反応。マツダスタジアムで取材に応じた矢野監督も感激だ。
「ほんのちょっとでも背中を押せたり、今は分からなくても将来多少の歩みになったらいいなという部分で贈らせてもらってて。そのお礼でああいう風にやってくれるっていうのは多少でも力になれた部分があったかな」
球児たちから元気ももらった。「お互いにエールを送れるような、そういう存在になっていけたら」と矢野監督。同じ野球人として心はつながっている。