阪神 西純&及川 甲子園で投げたい!かつての高校BIG4が聖地マウンドへ熱い思い
阪神のドラフト1位・西純矢投手(18)=創志学園=と同3位・及川雅貴投手(19)=横浜=が15日、甲子園での登板に意欲を見せた。阪神2軍は23日から甲子園でウエスタン・リーグの開幕カード・オリックス戦を迎える。
西純は2年夏、及川は3度、甲子園に出場。2人は「高校BIG4」と呼ばれ注目を浴びた。鳴尾浜での練習後、西純は「投げてみたいなという気持ちはある」と2年ぶりの聖地マウンドに思いをはせた。及川は「悔しい思い出がほとんどなので、プロの世界でリベンジしたい」と燃える胸中を語った。
1年前は甲子園出場を目指し汗を流していた2人。10日には選抜高校野球の代替大会開催が決定。西純は「本当に良かったなと思う。存分に野球を楽しんでもらったらいいかなと思います」と喜んだ。及川は各県の大会開催にも触れ、引退試合のような形を作ってあげてほしいと願った。
14日のプロアマ交流戦で西純は新球ツーシームを披露。及川はプロ入り後、初のイニングまたぎと着実にレベルアップしている。いよいよ始まるプロ1年目のシーズン。西純は開幕について「ようやく始まるなと思っています」と胸を高鳴らせる。甲子園で躍動する姿を見せることが、球児たちへのエールとなる。