阪神ドラ3・及川が甲子園初登板 2回完全の聖地デビュー 最速151キロ
「ウエスタン、阪神-オリックス」(25日、甲子園球場)
阪神ドラフト3位・及川雅貴投手(19)=横浜=が七回からマウンドに上がり、2回無安打無失点の完全投球。19年の3年春のセンバツ1回戦に明豊に計4回5失点で敗戦し、悔し涙を流した時以来の聖地登板となった。
横浜高校先輩で歌手・遊助(上地雄輔)のシングル「ひまわり」の登場曲に乗って、マウンドへ。先頭・松井佑の初球は低めのボールとなったが、この日、最速の151キロを計測。カウント3-1から148キロ直球で左飛に打ちとると、続く宗は127キロの変化球で二ゴロ。この回最後の頓宮は3球で中飛に打ちとり、三者凡退に抑えた。
八回も先頭白崎を146キロ直球で左飛、杉本を二ゴロ、比屋根を123キロ変化球で遊ゴロに打ちとり、またもや三人でピシャリ。
前日24日は同期で1位の西純矢投手(18)=創志学園=が3回無失点で甲子園初白星デビューを飾っていたが、及川も好投でアピール。高卒新人の中では最後に甲子園デビューを果たしたが、上々の投球を披露した。