阪神 リリーフ陣が全10戦連続失点 能見13年ぶり満塁悲弾

 7回、能見は中日ソイロ・アルモンテに満塁本塁打を許す
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 「中日5-0阪神」(6月30日、ナゴヤドーム)

 ホームに背を向ける阪神・能見の肩に、福原投手コーチが優しく手を添える。止まらない負の連鎖、かさむ失点。開幕から、粘りの投球を続けてきたベテランも、傾いた流れを止めることができない。これで10試合連続でリリーフ投手の失点。投打の歯車がかみ合わない。

 七回だ。先発の青柳が1失点と粘り、1点差で迎えたこの回。1死から代打・武田を四球で歩かせ、大島には一、二塁間を破られた。さらに平田を四球で歩かせて満塁。ここでアルモンテに、初球を左翼席まで運ばれた。

 能見が満塁弾を浴びたのは、07年4月29日の広島戦以来2本目。3年連続で救援防御率トップを誇ったチームが、12球団ワーストの救援防御率9・10と苦しんでいる。守屋、エドワーズの故障離脱など、リリーフ陣は火の車状態。打線の援護に恵まれない今、踏ん張り時だ。

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