阪神、満塁弾のボーアに井上コーチ「散々叩かれまくってきた。彼は苦しんできた」

3回、満塁弾を放つ阪神・ボーア(撮影・飯室逸平)
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 「広島3-8阪神」(5日、マツダスタジアム)

 阪神・井上打撃コーチがボーアの満塁弾に満足顔だ。「ああいう場面でバッカーンと打ってくれることをこっちが望んでいる。たとえあと3三振したとしても」と期待通りの活躍を喜んだ。

 不動の4番と期待されたボーアは開幕2試合で4番を外れ、左腕先発時の同7試合目にはスタメンを外れた。同コーチは「散々たたかれまくってきた。彼は苦しんできた。首脳陣も『何でアイツ使っているんだ』と言われたりした」と苦い過去を振り返りつつ、「ああいうのが欲しくてオーダーに入れている。オレら首脳陣だけじゃなくてファンからも『これは一発あるぞ』というのを持ってもらうような、豪快なものを求めている」と今後の爆発に期待を寄せた。

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