阪神・青柳、今季初G倒&聖地星や スライド登板で「気持ちぶつけるだけ」
阪神・青柳晃洋投手(26)が7日、今季初のスライド登板へ気持ちを高ぶらせた。先発予定だったこの日の巨人戦(甲子園)が雨天中止となり、8日の同戦にまわる。「中止になりましたが、明日はできると思って明日に気持ちをぶつけるだけです」。8日の天気も雨予報だが、今季初の巨人戦登板へ並々ならぬ決意を示した。
昨季は降雨コールドを含む5試合中止のうち、3試合が青柳の登板日だった。スライド登板は2試合経験し、0勝1敗、防御率3・00。きっちりゲームメークしているだけに“雨男”に不安はない。
「やるべきことは変わらないですし、どこが相手でも全部勝つという気持ちでやっているので、しっかり準備をして自分のピッチングをするだけです」
昨季巨人戦は4試合で1勝1敗、防御率4・05だが、苦手の左打者を克服した今季は抜群の安定感を誇る。防御率0・75の進化した“クオータースロー”が2020年の甲子園初白星を運ぶ。