「ウエスタン、阪神-ソフトバンク」(8日、鳴尾浜球場)
阪神の及川雅貴投手(19)が“公式戦初失点”を許した。
六回から2番手で登板し3回3安打2失点。六回、リチャードに中越え二塁打の後、海野に右前適時打。八回は谷川原に右越え本塁打を浴びた。
それでもこの日、最速150キロの直球とキレのいいスライダーをうまく使い、奪った三振は2つ。真っすぐで相手を押し込む投球も見られた。
前回登板の6月25日・オリックス戦(甲子園)では2回無失点で“プロ初勝利”を手にした。平田2軍監督が「西純と一緒に切磋琢磨(せっさたくま)してほしい」と期待を込める左腕。一歩ずつ成長していく。