阪神先発・西勇は7回途中無失点 会心ガッツポーズ!場内からは再三の拍手
「阪神-DeNA」(11日、甲子園球場)
甲子園に戻り、完全に息を吹き返した阪神。勢いに乗っての5連勝を目指し、先発マウンドに上がったエース・西勇輝投手が、期待に応える投球を披露した。
二回には二死一、三塁のピンチを切り抜けるなど快調にスコアボードに「0」を並べていく。五回に再び迎えた二死一、三塁の場面では、ソトを2ストライクに追い込むと、場内から三振を期待する拍手が沸き起こる。
その期待に応えて、渾身(こんしん)のスライダーで空振り三振を奪うと虎党は拍手喝采。西勇もマウンド上で会心のガッツポーズを決めた。
七回先頭の伊藤光に二塁打を浴びて以降は、次の1球を投じる前から毎回スタンドからしったの拍手とともに、「西、頑張れ~!」の声があちこちから飛ぶ異様な雰囲気に。1死から大和に四球を与え、一、二塁としたところで岩崎への交代が告げられた。
七回途中まで無失点で粘る119球の力投。ベンチに戻る際には、スタンドから再び大きな拍手が西勇へと送られた。
その後、岩崎が後続をきっちりと断ち、阪神の2点リードでゲームは終盤を迎えた。