阪神・矢野監督「迷いというか…」好投岩貞からスアレスへの継投を明かす
「阪神2-1DeNA」(12日、甲子園球場)
阪神の先発・岩貞が8回を3安打無失点、三塁も踏ませぬ好投。2-0で迎えた最終回は登録抹消した藤川に代わって新守護神の座に就いたスアレスが1点を失い、なお1死一、二塁のピンチを招いたが、後続を断って逃げ切った。九回に逆転された前夜の悪夢を払しょくする勝利でカード勝ち越し。DeNA戦を3勝3敗とした。
「いやあ、ドキドキしました。はい、良かったです」と最終回を振り返った矢野監督。好投の岩貞については「いや、もう素晴らしいピッチングでしたし、最後、九回も迷いというか、行かせてあげたい気持ちと、ランナーを出して途中から行く投手のことを考えると。いろんなことを総合して、岩貞がすごくいい投球をしてくれましたけど、代えました」と明かした。
守護神についてはスアレスには「やっぱり経験がありますしね。その経験とボールに力があるというのも、もちろんそうですけど。それで最後はスアちゃんに託しました」と評価した。