甲子園に「あ~」大きなため息 阪神二回、2死満塁で近本が空振り三振
3枚
「阪神-ヤクルト」(16日、甲子園球場)
思わず甲子園がため息に包まれた。
2点をリードされた二回。2死から梅野が死球を選ぶと、木浪も三遊間を破る安打で一、二塁に。さらに中田が1-2と追い込まれながらも、しぶとくバットを合わせてセンター前へ落とし、2死満塁となった。
ここで打席に入ったのは近本。自然とファンのメガホンをたたく音、手拍子は大きくなったが、ヤクルト先発・高橋のワンバウンドになるスライダーに手を出して空振り三振。
一打同点のチャンスを逃し、各所から「あ~」というため息が漏れ、数少ないヤクルトファンの拍手が響いた。