阪神が最下位脱出 ベテラン福留が決勝2ラン含む4打点 4カード連続勝ち越し
「阪神6-4ヤクルト」(16日、甲子園球場)
阪神がヤクルトに逆転勝ちして、4カード連続の勝ち越し。最下位脱出した。球界最年長の43歳・福留が同点2点二塁打と決勝の1号2ランを放ち、2安打4打点の大暴れを見せた。
先発は、甲子園で移籍後初登板となった中田。移籍後初勝利をかけてマウンドに上がったが、4回2/3を投げて7安打3失点で降板した。
それでも、2番手で登板したドラフト6位・小川(東海大九州)が好リリーフを見せる。五回2死一、三塁で登板してピンチを切り抜けると、六回も無失点。
七回は15日に決勝打を許した能見が、汚名返上となる1回無失点でつないだ。
投手陣が踏ん張ると、打線も奮起。六回1死三塁でボーアの二ゴロの間に1点を返した。
さらに2死一、二塁で代打・福留が右越えの同点2点二塁打。ベテランの今季初打点で、試合を振り出しに戻した。
七回は1死から2番・糸原が中前打。クリーンアップを迎えたが、打者・糸井の場面で一塁けん制に飛び出してアウトになってしまう。ミスで流れを手放すと、八回に4番手・岩崎が代打・荒木に決勝の適時打を許した。
それでも八回1死でサンズが同点の3号ソロを放つと、1死一塁で福留が勝ち越しの中越えに1号2ランを放った。
九回はスアレスが締めくくり、2セーブ目を挙げた。