阪神・ボーア久々の一発に矢野監督「上がってもらわな困る」
「中日3-9阪神」(26日、ナゴヤドーム)
阪神が八回に打者一巡の猛攻で一挙5点を奪って逆転。6カード連続勝ち越しを決め、貯金1とした。矢野監督は助っ人の待望の一発を喜んだ。
2点を追う六回、2死走者なしで打席を迎えたボーアは、中日先発の梅津が投じた1ストライクからの2球目、外角高めの145キロの直球を捉え、打球は左翼ポールを直撃する6号ソロとなった。
矢野監督は「何でもいいから一発というか1本出てくれれば、本人も気分が違うと思うんで。(上がっていきそう?)上がっていきそうというか、上がってもらわな困る」と話した。
右臀部の張りを訴えて一時、ベンチから外れていた助っ人は24日の中日戦でスタメンに復帰して以来、無安打と沈黙。欠場時期をまたいで17日の中日戦以来16打席ぶりの安打が価値ある一発だった。