阪神・高橋遥人、2軍戦5回6安打2失点と粘投 リハビリ組管轄外れる見通し

 「ウエスタン、ソフトバンク-阪神」(30日、タマホームスタジアム筑後)

 左肩コンディション不良からの完全復活を目指す阪神・高橋遥人投手(24)が先発を務め、5回6安打2失点、3奪三振。得点圏に走者を置くケースが多かったが、粘りの投球を見せた。

 初回はピンチを切り抜けた。1死から柳町に左中間へ二塁打を打たれ、その後真砂の右飛があり、2死三塁となった。ここで前日に及川から本塁打を放っている長谷川と対戦したが、146キロ直球で二ゴロに打ちとり、1球で仕留めた。

 ただ、三回の投球は悔やまれる。1死一、三塁のピンチを招いた後、柳町には148キロ直球で見逃し三振に取ったが、2死二、三塁と状況が代わり、真砂が三遊間へ鋭い打球を放った。遊撃手・小幡がダイビングキャッチで好捕したが、その間に2者が生還。先制点を献上した。

 その後は無失点に抑えた高橋。今登板に向け「イニングが伸びてくると、ランナーを背負うことも多くなると思うんで、しっかりその中でも試合を作れるようにしていけたら」と意気込んでいた。2失点こそ喫したが、球数も73球と少なく先発として試合を作った。患部に問題が無ければ、リハビリ管轄を外れることとなりそうだ。

 この日許した6安打中、5安打が直球だった。高橋にとって直球は投球の生命線とも言えるボール。先発の昇格候補としても期待がかかるだけに、次戦までに直球の精度を磨いていきたい。

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