阪神育成・横山、5回2安打無失点で支配下登録へ猛アピール
「ウエスタン、オリックス-阪神」(12日、オセアンバファローズスタジアム舞洲)
先発した横山が好投し支配下登録に向けて猛アピールだ。5回2安打無失点、3奪三振。球数は62球と省エネ投球だった。
序盤3イニングは安打すら許さず落ち着いた投球を見せた。四回に2死から四球とこの日、初安打を許し一、二塁のピンチを招く。それでも7番・大下を内角のカーブで三邪飛に斬った。
この日、特によく感じたのは右打者への内角球。最速142キロの直球とキレのあるスライダーを思い切って投げ込んだ。
110キロ台のカーブとチェンジアップも有効に使い相手は的を絞ることができなかった。14年度のドラフト1位・左腕が再び1軍の舞台に返り咲くためアピールを続けている。
なお、打線は三回にドラフト2位・井上(履正社)が先制適時打。自身の誕生日に貴重な一打を放った。これで19打点目。この時点で本塁打と打点でリーグ単独トップになった。五回には伊藤隼と藤谷も適時打。五回終了時点で阪神2軍が3点リードしている。