阪神・サンズ、特大8号 中谷に続いた2者連発!矢野監督「相手にとって不気味」

 「DeNA6-7阪神」(12日、横浜スタジアム)

 直前の逆転弾で歓喜に沸く三塁側の阪神ベンチ。サンズがそのボルテージをさらに上昇させる豪快な8号ソロをたたき込んだ。11日は決勝打。この日は押せ押せムードの中、得点圏に走者を置かずとも貴重な追加点をたたき出した。

 大きな放物線を描いたのは四回。2番・中谷が目の前で嫌な流れを振り払う逆転3ラン。その直後、さらにチームの勢いを加速させた。1ボールから浜口が投じた119キロのチェンジアップに反応。外角高めに浮いた甘い球を見逃さなかった。

 打った瞬間、本塁打を確信。白球は長い滞空時間を経て、左翼スタンド中段に突き刺さった。ベンチではいつもの“陽気なエアタッチ”を披露。今季2者連続本塁打はチーム初で19年の8月17日・巨人戦以来、約1年ぶり。28打点は依然としてチームトップで、頼もしい助っ人が打線をけん引している。

 さらに1点差に迫られた七回。先頭で三塁強襲安打を放ちチャンスメークすると、陽川の押し出し死球でダメ押しの1点を呼んだ。

 矢野監督は「相手にとっては不気味なところもあるし、こっちからすると心強い」とチームに欠かせない存在であることを強調。持ち前の勝負強さでこれからも猛虎を勝利へ導く一打を放つ。

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