阪神・藤川が今季2度目の登録抹消…投球「難しい状態」右上肢コンディショニング不良
阪神の藤川球児投手(40)が13日、出場選手登録を抹消された。
球団広報は抹消理由について「右上肢のコンディショニング不良で再調整」と発表。7月12日以来、今季2度目の2軍調整となった。
藤川は「自分自身残念ですが、再びコンディション不良で投球することが難しい状態になってしまいました。投球再開まで必要な期間ははっきりとは答えられませんが、どんな時も最善の努力をしていきます」と広報を通してコメントした。
日米通算250セーブまであと7で迎えた今季は、開幕から守護神を任されたが、なかなか状態が上向かなかった。
6月25日・ヤクルト戦(神宮)は西浦に逆転サヨナラ3ランを被弾。7月11日・DeNA戦(甲子園)も失策絡みで同点を許した後、ソトに決勝2ランを浴びた。
同12日、右肩のコンディショニング不良で出場選手登録を抹消。降格までの5試合は0勝2敗2セーブ、防御率15・75だった。
2軍では実戦登板などで調整。7月21日に40歳を迎えた後、同23日に再昇格。中継ぎとして起用されたが、昇格後の6試合で三者凡退に打ち取った試合は一度もなく、直近の2試合連続で失点していた。本来の投球を取り戻せないまま、またしても2軍で再起を図ることになった。
今季は11試合で1勝3敗2セーブ、防御率7・20。日米通算250セーブまで、あと5としている。