阪神・青柳 遅いシンカーでG打線翻弄や!120キロ台後半、より遅い速度に改良

 練習中、笑顔を見せる青柳
3枚

 阪神・青柳晃洋投手(26)が17日、遅球を操り、強力巨人打線翻弄(ほんろう)へ意気込んだ。20日に先発予定。自身今季初対戦の相手に、新たな武器の可能性を探っていく。

 「広島、横浜と同じやられ方をしている。(悪い)データが出てきたんで(投球を)変えていかなきゃいけない。その中で遅いシンカーの精度が武器になるのかな、と」

 8月は広島戦とDeNA戦の2試合に先発。6失点、4失点と打ち込まれ、ツーシームや左打者対策として今季から取り入れたシンカーが簡単に捉えられた。現状の打開が必要-。そこで目を付けたのが遅いシンカーだ。

 青柳のシンカーは、おおよそ120キロ台後半から130キロ台前半の球速。それより遅いシンカー習得を目指し、練習を重ねた。「遊びと言ったら悪いですけど、その遊び感覚でやってどんどん距離(変化)も離れていきますし、変化の方向を意識しているんで」と新たな武器となり得る球かを確認した。巨人戦が“新球”披露の場となる。

 この日は甲子園室内で投球練習を行い、イメージを確認した。「本当に打つチーム。一発もある球場なので丁寧に投げながら…ここ2試合早い回で代わっているので、そうならないように」。遅球で変わり身を示し、6勝目を狙う。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

阪神タイガース最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(阪神タイガース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス