阪神・小幡 初打点で初お立ち台「がむしゃらに若さを出して頑張っていきます」

 勝利を喜ぶ小幡(左から2人目)ら阪神ナイン(撮影・飯室逸平)
 笑顔でポーズの小幡(撮影・飯室逸平)
 2回、ナインに祝福され笑顔の小幡(撮影・飯室逸平)
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 「広島5-6阪神」(29日、マツダスタジアム)

 阪神・小幡竜平内野手がプロ初打点をマークし、敵地ながら初のヒーローインタビューを受けた。

 プロ初スタメンとなった26日の中日戦(甲子園)から4試合連続の先発となった小幡。二回1死一、三塁から初球セーフティースクイズを成功させ、初打点をマークした。

 2死満塁で迎えた三回では一、二塁間の当たりにあきらめず執念のヘッドスライディング。審判はアウトとしたが、リクエストで判定が覆り、2打点目となった。

 若虎は初のお立ち台にも落ち着いた表情。「そういうサインが来るだろうなと予想していたので、意外に冷静にいけました。転がった瞬間は何とか切れないでくれと思って走っていました。ああいう形でしたけど、初打点を取ることができて、すごくうれしい気持ちです」とスクイズの場面を振り返った。

 2打点目のヘッドスライディングについては「打った瞬間はちょっと抜けたかなという気持ちになったんですけど、何とか1点でも多くということでただ、がむしゃらにいきました」と気迫を見せた。

 高卒2年目の19歳。中日・根尾、巨人・戸郷、広島・小園らが同世代となる。「去年からずっと同世代に対してはライバル心を持ってやっていたので。これからどんどんどんどん抜かして頑張っていきたいと思います」と答え、“根尾世代”と呼ばれることについては「いずれはという形で、変わればいいなと思っています」とも話した。

 最後は全国の虎党に向けてあいさつ。「2年目の小幡です。まだ19歳ですが、がむしゃらに若さを出して頑張っていきます。これからもよろしくお願いします」と、さわやかにアピールした。

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