阪神・糸原 9月1日2軍戦で実戦復帰 右手骨折から復活へ平田監督「スタメンで」

 右手有鉤(ゆうこう)骨を骨折し、2軍でリハビリ中の阪神・糸原健斗内野手(27)が、9月1日のウエスタン・広島戦(鳴尾浜)で実戦復帰する予定であることが30日、分かった。二塁でのスタメン出場が決定的だ。

 鳴尾浜の練習後、実戦出場についての質問が飛ぶと、糸原の口調に熱が帯びた。「いい形でここまで来ているのでね!1日から出ようと思っています」。患部の経過が良好で、練習メニューを1週間前倒しして調整を進めてきた主将。早期の戦列復帰を目指してきただけに、気合十分だ。

 この日は、鳴尾浜で故障後初のシートノックも受けた。二塁の守備位置に就き、実戦的な動きを確認。「段階を踏めて、良い感じだと思います」。そう明かす表情からも充実感が漂っている。

 平田2軍監督は「(動きは)何も問題はない。状態を見て悪くなかったらスタメンで行く。DHでは行かない」と明言。復帰戦でのプレーや試合後の状態を見て、今後の復帰計画を決める見通しだ。

 現状、1軍の二塁手は小幡や上本、植田の併用が続き、スタメン定着には至っていない。それだけに離脱前、打率・310と打線を引っ張った糸原の早期復帰が待たれる。「試合に出て状態を上げて行ければ」。早ければ9月上旬にも主将が1軍に戻ってくる。

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