阪神ガルシア 引退表明藤川の登場曲を使用 感謝の思いを胸にマウンドへ
「阪神-ヤクルト」(2日、甲子園球場)
阪神の先発、オネルキ・ガルシア投手(31)がマウンドに上がる際、今季限りでの現役引退を表明している藤川球児投手(40)の登場曲でLINDBERGの「every little thing every precious thing」が流れた。
通常はFoorinの「パプリカ」を登場曲に採用する左腕だが、球団によると本人たっての希望とのこと。球団を支えてきた先輩・藤川への感謝の思いを込めて、マウンドに上がった。
初回は三者凡退に抑えたが、二回。先頭の村上に高めに入った直球を完璧にはじき返された。打球は中堅方向へ一直線、中堅・近本がジャンプしてグラブを伸ばすも、届かず。村上は一気に三塁へと進んだ。
無死三塁から塩見が二ゴロを放った間に、三走・村上は本塁に生還。その後、後続を断ち切ったガルシアだったが、悔しい1点がスコアボードに刻まれた。