阪神・大山“岡本の目の前で”本塁打トップ並ぶ24号 矢野監督も手で24作り祝福

 5回、勝ち越し2ランを放つ大山(撮影・田中太一)
 5回、勝ち越し2ランを放ち、岡本(左)を横目にダイヤモンドを回る大山(撮影・高部洋祐)
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 「阪神-巨人」(5日、甲子園球場)

 阪神が大山の24号2ランで勝ち越しに成功した。

 同点の五回。2死から糸井が四球で出塁する。打席には8月19日・巨人戦(東京ドーム)以来となる4番スタメンの大山。2ボールからの3球目だった。143キロ直球を強振。打球はバックスクリーンに飛び込んだ。

 「(高橋)遥人が頑張ってくれていますし、なんとかしたいと思っていたので、勝ち越すことができて良かったです。自分のスイングができました」

 豪快な一発は巨人・岡本に並ぶ24号。岡本の目の前で本塁打ランキングトップに並んだ。矢野監督もベンチで「24」と手で作り祝福。指揮官の期待にも応える一発となった。

 さらにバックスクリーンへの一発で賞金100万円も獲得。いろいろな意味で価値のある本塁打となった。

 4番での一発は8月10日・DeNA戦(横浜スタジアム)以来、48試合ぶり。シーズン24本塁打以上は球団生え抜きの選手では05年・今岡(29本)以来だ。

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