阪神・藤浪 162キロは「いいボールだったと思います」表示の瞬間は気付かず

 7回、162キロを計測した藤浪の投球(撮影・田中太一)
 投球する藤浪(撮影・高部洋祐)
 7回、162キロの剛速球を投げ込む藤浪(撮影・高部洋祐)
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 「阪神1-1ヤクルト」(19日、甲子園球場)

 阪神の藤浪晋太郎投手が同点の七回、3番手で登板した。代打・松本友との対戦で球団最速の162キロを計測するなど、3者連続三振でヤクルト打線を完璧に封じた。球速が表示された瞬間は自分では気付いていなかったというが、「『オー』ってなったので」と甲子園のどよめきで記録更新に気が付いたと振り返った。

 162キロを計測したボールは真ん中高めのボールで、空振りを奪った。「いいボールだったと思います。相手がまっすぐ1、2、3で来ると思ったので、ちょっとここ、腕振って差し込みにいかないと、合わされるかなと思ったので」と意識を高めて投げ込んだことを明かした。

 この日はブルペンから「ボールも良かった」とよい感触でマウンドに立てたという。心構えの面でも、「なんとなく自分の中で『この辺でいくだろうな』となんとなくタイミングも分かってきた」と、焦って肩をつくって出ていく、ということがなくなったと明かした。

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