阪神・ガルシア残留危機 1カ月ぶり1軍先発も3回4失点KO

 3回、ガルシアは坂倉の打球を足で止めようとするも2点適時打となる
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 「阪神1-5広島」(20日、甲子園球場)

 約1カ月ぶりに1軍で先発した阪神・ガルシアだったが、今季最短の3回を5安打4失点でKO。矢野監督は「抹消しようかな。今日の状態じゃ使うところがないんで」と明言し、来季残留も厳しい立場だ。

 9月18日・中日戦以来の登板。二回までは無失点でしのいだが、三回につかまった。2死満塁から西川に先制の左前2点適時打を許す。助っ人左腕には不運も待ち受けていた。

 0-2となって、なおも2死満塁。坂倉のライナーがガルシアを襲った。すかさず出した左足首に打球が直撃し、ボールはライト方向に転がっていく。さらに2点を奪われた。マウンド上では両膝をつき、しばらく動けなかったが、何とか痛みをこらえ、この回を投げ抜いた。

 「目の前の試合に集中したいね」と意気込んでいたが、敗戦投手となり、今季成績はこれで2勝6敗。一昨年は中日で13勝。阪神1年目の昨季は6勝ながら、9月にロングリリーフを任され、逆転CS進出のキーマンとなった。ただ、今年は開幕から苦しんだ。

 矢野監督は試合前にウエスタン・オリックス戦が開催された舞洲へ視察に訪れ、左ふくらはぎ痛から再起を目指すマルテの状態も確認している。試合後は「ちょっと今から考えます」とガルシアとの入れ替えの可能性を示唆した。

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