阪神、高校生野手2位から指名も 筆頭は履正社・小深田!花咲徳栄・井上も候補に
阪神がドラフト上位で高校生野手の指名を検討していることが25日、分かった。1位指名の結果次第となるものの、仮に1位が投手となった場合には、状況を見て、2位から未来のスラッガー候補を指名していく可能性が出てきた。
昨年は1位から5位までが高校生となった中、2位で井上広大外野手を指名した。チームとしてさらなる若返りを図ろうとしている中、高校生野手の上位候補として挙がるのは、履正社・小深田大地内野手(17)だ。
阪神・井上の1学年後輩であり、昨夏の甲子園制覇にも貢献した、高校通算35発の左の強打者だ。8月の甲子園交流試合の星稜戦では5打数1安打だったものの、試合後に阪神・畑山統括スカウトは「打撃の技術面などはトップクラスの評価をしています」と評していた。
他には、花咲徳栄・井上朋也内野手(17)も候補となる。高校通算50発の右の大砲で、広角に打てる技術も含め、高校生野手では小深田と並んでトップクラスの評価を受けている。また、9月に東京ドームで行われたプロ志望高校生合同練習会でのシート打撃で、5安打と結果を残した上田西・高寺望夢内野手(18)も評価が高い。いずれにせよ、他球団の動向を見極めながら、可能性を探っていく形となる。