阪神ドラ5の東洋大・村上は故障から順調に回復
「東都大学野球、亜大8-1東洋大」(27日、神宮球場)
阪神からドラフト5位指名を受けた東洋大・村上頌樹投手(4年・智弁学園)は右前腕筋肉離れの影響でこの日もベンチを外れた。杉本泰彦監督は試合後にエースの状態について「80メートルの遠投をやっている」と順調な回復ぶりを説明。患部の炎症が消えるのを待ちながら調整を続けているという。
ただ、右腕の将来を考えて指揮官は「休ませることが真の治療」と今季中の復帰予定がないことを明かした。村上は今秋リーグ開幕戦だった9月22日の中大戦に先発したが、握力の低下を理由に4回で降板。故障が判明して以降、リーグ戦のベンチ入りはせず。最大のアピール機会を失った中、26日のドラフト会議で阪神から即戦力右腕の期待を受けて指名された。