阪神、28日は藤浪が先発 矢野監督「どんな投球をしてくれるか。楽しみ」
「阪神4-1中日」(27日、甲子園球場)
阪神・矢野監督は試合後に、28日に先発する藤浪に期待した。
「中継ぎに回ってから、本当に晋太郎もまた良くなっていますし、その中でまた頭からどんな投球をしてくれるか。楽しみにしたいと思います」
28日は今季初のブルペンデー。藤浪は9月13日・広島戦(甲子園)以来となる先発。
藤浪の扱いは普通の先発と同様かどうか問われると、「まあどこまでいけるかね。中継ぎやっていたんで、先発の調整というのはしっかりできて、準備というところじゃないんでね」とあくまでブルペンデーとしての起用であることを明かし、「もちろん晋太郎が長いイニング投げたいという思いで上がった以上はいくと思うけど、目の前の打者を抑えるという形で、その状況の中でこっちが判断していこうと思っているんで」
その上で「中継ぎやったものっていうのは、これからのプロ野球人生においても晋太郎のためになる登板だったと思うし。またそこで技術的なものやったり、精神的なものであいつが感じたり、身につけたものがあると思う」とリリーフ登板による藤浪自身の成長の可能性を指摘した。
藤浪はコロナ禍の中、9月下旬からリリーフに配置転換。計13試合に登板し15回1/3を4失点、防御率2・35。自己最速162キロをたたき出すなど、内容と結果でアピールしていた。