阪神・マルテ 左翼フェンス直撃の勝ち越し打 大山も加点打
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「阪神-中日」(28日、甲子園球場)
阪神のジェフリー・マルテ内野手が五回に勝ち越し打を放ち、先発・勝野をマウンドから引きずり降ろした。
本塁打か…思わせる大飛球だった。五回1死一塁での第3打席。1ボールからの2球目、勝野がど真ん中に投じた142キロ直球をジャストミート。豪快に振り抜いた打球は左翼フェンスに直撃する二塁打となった。
この打球で一走・近本が快足を飛ばして、本塁まで一気に駆け抜けた。また本塁への送球がそれる間にマルテは三塁(記録は二塁打と失策)へと進塁。塁上でマルテは右手でガッツポーズを披露した。
助っ人は「投手もみんな良く投げてくれているし、逆転したいと思っていたからしっかり打ち返すことができて良かったね」と球団広報を通してコメントした。
中日は勝野から又吉にスイッチ。大山は中前適時打を放ち、追加点。これで76打点となった。「ランナーが三塁にいましたし、とにかくランナーを返すだけでした」と力を込めた。