伊藤隼太が阪神戦力外 11年度ドラ1、昨季から1軍出場なし…3月にはコロナ感染
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阪神の伊藤隼太外野手(31)が来季の戦力構想外となっていることが3日、分かった。
伊藤隼は慶大から11年度ドラフト1位で入団。14年は52試合に出場して打率・294、2本塁打、12打点を記録したが、レギュラーはつかみきれなかった。19年は初めて1軍出場がなかった。
今年3月には藤浪、長坂とともに新型コロナウイルスに感染。退院後には「プロ野球選手である以上、グラウンドで取り返していくしかないと思っています。これまで以上に真摯(しんし)に向き合っていきます」と話していた。
しかし、今季もここまで1軍昇格はない。2軍では46試合で打率・186、1本塁打、14打点にとどまっていた。
球団は4日から戦力外通告を開始する見込み。今秋ドラフトでは育成契約を含めて9人の選手を指名。藤川、能見、福留、上本の退団が決まっているが、4日以降は5人以上が戦力外を通告されるとみられている。