阪神を戦力外【一問一答】伊藤隼「チャンスをもらったのに」横山「まだ頭が真っ白」
阪神は4日、岡崎太一捕手(37)、伊藤隼太外野手(31)、高野圭佑投手(28)、横山雄哉選手(26)、福永春吾選手(26)に対して、来季の契約を結ばないことを伝えたと発表した。一問一答は以下の通り。
【伊藤隼】
-球団から告げられて率直な思いは。
「昨年結果を出せていなかった中でもう1年チャンスをもらって、その中で今年も結果を出すことができなかったので。チャンスをもらったのにそれを生かせなかった以上、この結果を受け止めています」
-今後の進路は
「いろいろな方と相談して考えます」
-タイガースファンへの思い
「ドラフト1位で入団させてもらって、みなさんの期待に添えるような活躍はできていないので、そこに対しては申し訳ないという気持ちは強いですけれど、自分の中で全力でやった結果なので、その結果を受け止めて、次どうなるかわかりませんけれど次のステージに向かっていきたいと思います」
【岡崎】
-球団から告げられて率直な思いは
「16年間やらせてもらって、球団に対しては感謝しかないですし、応援いただいたファンの方々にも感謝の思いでいっぱいです」
-16年間のタイガースでの日々を振り返って
「自分の野球の成績に対しては悔しい思いしかないですけれど、自分自身が野球と向き合って、野球を上手くなるためにやってきた準備であったり、取り組んできたことに対して後悔はないです」
-現時点で今後の進路については
「いろいろな人に相談して、最終的には自分でしっかり判断しようと思います」
【高野】
-球団から告げられて今の心境は
「トレードで来て、1年半タイガースでプレーさせていただいて、力にまったくなれなかったことがとても残念な気持ちです」
-今後の進路については
「今年150キロ以上のスピードボールも投げることができているので、それを強みと思って、トライアウトに向けていきたいと思っています」
-現役続行の意志
「そうですね、NPBの他球団でプレーができるように頑張っていきたいと思います」
【福永】
-球団から告げられて今の心境は
「少し覚悟はできていたので、すごく思い詰めるようなことはなく、しっかり受け止めることはできたので、気持ちの整理はできています」
-今後の進路については
「NPBの他のチームでプレーができるように、トライアウトも受けるつもりですし、気持ちを切らさずに、今自分にできることをしっかりやっていきたいと思っています」
-ファンの方々への思いは
「違うユニフォームを着て、グラウンドでプレーしている姿を見せることで今までお世話になったみなさんに恩返しをしたいと思っているので、その姿を実現できるようにやるだけです」
【横山】
-球団から告げられて今の心境は
「頭が真っ白になったというのが正直な心境ですし、悔しい気持ちがあります」
-ケガから復帰しファームでも結果を残して支配下登録された。手応えのあったシーズンだと思うが。
「上で結果がでなくて、そこが1番悔しい部分ではありますが、ファームで1年間通して怪我なく投げることができたシーズンが初めてだったので、そういったところでは1年間やったという思いはありましたけど、内容の面でこれというインパクトが残せなかったということが、こういう結果につながってしまったのではないかと思っています」
-今後の進路については。
「今はまだ頭が真っ白な状態ではありますが、本当に野球が好きでずっとやってきましたし、野球をやれる身体ではあるので、家族にも相談しながらしっかり考えたいと思います」
-タイガースのユニフォームを着てプレーするのは今年が最後になる。
「怪我ばかりでチームには貢献できなかったですけれど、球場に足を運んでくれて応援してくれるファンの方々の支えがなければ復帰もできなかったと思うので、こんな僕ですけれど熱心に応援していただいたファンの方々には感謝の気持ちでいっぱいです」