阪神・サヨナラ弾の大山に矢野監督「いろんな価値がある」

9回、サヨナラソロを放ち、ナインに祝福される阪神・大山(中央)=甲子園(撮影・北村雅宏)
サヨナラ弾を放った阪神・大山(右手前)を迎える矢野監督(左奥)=甲子園(撮影・高部洋祐)
9回、サヨナラ弾を放ち、歓喜のナインを背にダイヤモンドを回る阪神・大山悠輔(中央)=甲子園(撮影・高部洋祐)
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 「阪神3-2ヤクルト」(4日、甲子園球場)

 阪神が大山の27号サヨナラ本塁打で劇的な勝利を飾った。九回、1死走者なし。ヤクルト・梅野の外角高めの直球を左中間席中段に突き刺した。大山のサヨナラ弾は昨年8月10日の広島戦以来、2本目。甲子園では初めて。

 阪神は今季2度目のサヨナラ勝ち。この1勝でヤクルト戦は2年連続の勝ち越し。今季は巨人に負け越したが、他の4球団には勝ち越しとなった。

 矢野監督は「ちょっとバットの先なのかなと思いましたけど、よく伸びましたね」と勝利の余韻を噛みしめた。

 トップの岡本まで本塁打は2差、打点は7差。「試合を決める一打というというところに価値があって、意味があって。この広い甲子園でホームラン王争いをしているというね。いろんな価値があるんじゃない」とタイトル奪取に期待を込めた。

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