阪神来季2軍スタッフ大枠固まる 平田監督留任、久保田スカウトは投手コーチ
阪神2軍スタッフの大枠が固まった。6日までに来季契約を更新するコーチ陣に通達された。平田勝男2軍監督(61)は留任し、新たに久保田智之プロスカウト(39)が2軍投手コーチに配置転換される。また、平野恵一2軍内野守備走塁コーチ(41)が、2軍打撃コーチ転任で次代を担う主軸の育成を担う。
久保田プロスカウトは05年のリーグ優勝時、抑えとして27セーブを挙げて胴上げ投手にもなった。07年にはシーズン登板、最多記録でもある90試合に登板。実績に裏打ちされた技術、経験を若手に還元していく。また高橋2軍投手コーチは、育成コーチとして若手の底上げに尽力する。
2軍打撃コーチには、平野2軍内野守備走塁コーチが配置転換される。17年から3年間は1軍で打撃コーチを務めた。ドラフト1位の佐藤や、井上ら次代を担う主軸の育成とともに、高山ら伸び悩む選手の再生も期待される。継続的な指導に新たな血を織り交ぜながら、21年シーズンのチーム力底上げを図っていく。