阪神「K」久保田コーチ、第2のJFK育成へ「能力的に十分、期待しています」

 就任会見で抱負を語る久保田2軍投手コーチ(代表撮影)
 笑顔でガッツポーズをとる(左から)久保田2軍投手コーチと田中2軍内野守備走塁コーチ(代表撮影)
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 阪神は13日、兵庫県西宮市の球団事務所で来季の新コーチ就任会見を開き、久保田智之ファーム投手コーチ(39)と田中秀太ファーム内野守備走塁コーチ(43)の就任を正式に発表した。久保田コーチは背番号「90」、田中コーチは背番号「70」に決定した。

 久保田コーチは現役時代、05年にウィリアムス、藤川とともに勝利の方程式「JFK」の一角、クローザーを担い、リーグ優勝に導いた実績がある。07年には、プロ野球記録となるシーズン90試合登板と鉄腕ぶりを発揮していた投手だ。現役引退後は打撃投手やプロスカウトとして尽力してきた。

 「プロスカウトとして4年間、外から試合など選手をみさせていただいた。現場で見れない所もいろいろと見れましたし、球団のチーム事情、戦力もいろいろと見てきて勉強になった。現役時代やってきたこと、経験したことを伝えて一人でも多く1軍で活躍できるような選手を育てていきたいと思います」

 久保田コーチに求められるのは、次世代の「JFK」となり得る存在の投手の育成。「能力的には(資質が)十分な選手がたくさんいるので、それをしっかりと出してもらえればそういう選手が出てくると思っているので期待しています」とJFK級の選手育成を後押しする。矢野監督に向けて「シーズン中とかでもしっかり選手を育てていくので、是非使ってくださいと言いたいと思います」と笑顔を見せた。

 久保田コーチも田中コーチも03、05年にリーグ優勝を経験しているメンバーだ。チームは15年連続V逸という悔しい経験をしている。あの歓喜をもう一度味わいたい。一人でも多くの選手が鳴尾浜を巣立ち、1軍の戦力として活躍するために-。次世代のスター育成に尽力していく。

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