阪神 来春キャンプ第1クールから実戦形式練習へ 矢野監督「競争はより激しくなる」
阪神の矢野燿大監督(51)が29日、来春キャンプは第1クールから実戦形式の練習を行う計画を明らかにした。「紅白になるのか、シート(打撃)の形になるのかは分からないけど、第1クールから入れていくつもり」と話し、選手には逆算した調整を求めた。
今秋ドラフトでは、ドラフト1位・佐藤輝(近大)ら即戦力を獲得。レギュラーが決まっていないポジションも多いため、来春は早い段階から選手を見極める方針だ。
「ヨーイドンでふるいにかけていかないといけない。こっちとしては良ければ使うし、競争はより激しくなる」。テーマに掲げてきた「自主性」はチームに浸透しているが、選手は今まで以上に自覚が求められるオフとなる。