阪神・小幡、増額でサイン 球団8年ぶり10代公式戦デビュー、来季はレギュラーを
阪神の小幡竜平内野手(20)が30日、西宮市の球団事務所で契約更改交渉に臨み、380万増の1100万円でサインした(金額は推定)。
2年目の今季は8月に1軍に昇格し、54試合で打率・220、0本塁打、7打点だった。
8月22日・ヤクルト戦(神宮)で、球団では12年・中谷以来8年ぶりとなる10代野手の公式戦デビューを果たした。その後はスタメン起用される機会も多かったが、レギュラー奪取には至らなかった。
来季は木浪、北條、植田、新人・中野らと遊撃を争う立場となる。「自分としては、チャンスの中で(レギュラーを)勝ち取れなかったというのが一番悔しかったです。レギュラー争いに食い込んでいけるように頑張ります。将来像としては1番・ショートというのを目標に頑張っていきます」と話した。
また、日本シリーズでは、同級生で高校時代は宮崎県内でしのぎを削った巨人・戸郷の活躍に刺激を受けたという。「素直にすごい。ジャイアンツという球団で主軸として投げられているのはすごい」。ライバルに追いつき追い越すつもりで、オフは下半身強化に励む計画を明かした。