阪神 ソフトバンク戦力外の加治屋を獲得調査 13年度ドラ1右腕
阪神がソフトバンクを戦力外となった加治屋蓮投手(29)の獲得へ向けて本格調査を進めていることが2日、分かった。
加治屋はJR九州から2013年度ドラフト1位でソフトバンクに入団した。最速152キロの直球とフォークを武器に、16年に1軍デビュー。18年にはセットアッパーとしてリーグ最多の72試合に登板して4勝3敗、防御率3・38と活躍した。
だが、19年は右肩痛を発症。30試合の登板にとどまっていた。今季も1軍登板は6試合ながらウエスタンでは19試合で1勝1敗2セーブ、防御率1・69と好成績を収めている。26日に戦力外通告を受けた際にはトライアウト受験を示唆しており、阪神は来季の戦力として見極めを行っているようだ。
同じく獲得調査を進めている中日を戦力外となった鈴木翔太投手(25)も、加治屋と同じ13年度ドラフト1位。阪神は“13年度ドラ1”の2人を、新戦力として迎える可能性が出てきた。