阪神・藤浪の起用法、矢野監督言及 先発スタートも守護神抜擢「ゼロではない」
阪神の矢野燿大監督(52)が8日、朝日放送の「おはよう朝日です」に生出演した。
藤浪の来季の起用法について、まずは先発で挑戦させる方針を示した上で、守護神抜てきの可能性を問われる「ゼロではない」と話した。
藤浪は今季、中継ぎに転向し、球団最速の162キロを計測するなど復活の兆しを見せた。「中継ぎをやって野球人生のプラスになったと思う。僕は(来季は)そこから先発をやる晋太郎をまず見てみたい。中継ぎできることは今年、分かったんで、それもオプションの中にはある。でもまずスタートとしては、先発ということしか現状は考えていない。(中継ぎは)何かあった時ぐらい」と話した。
チームは今季守護神を務めてリーグセーブ王に輝いたスアレスがメジャー復帰も視野に入れており、流出する可能性がある。指揮官は有事に備えて、藤浪のクローザープランも温めているようだ。