阪神・陽川 ドラ1佐藤輝に負けん!ゴリラポーズ量産2桁弾や!500万円増で更改
阪神の陽川尚将内野手(29)が8日、来季の2桁本塁打と打率・250以上を目標に掲げた。この日、契約更改交渉に臨み、500万増の2400万円でサイン。代名詞となったゴリラポーズ量産で、ドラフト1位の佐藤輝(近大)に負けない活躍を誓う。(金額は推定)
「2桁(本塁打)打てなかったのが悔しかった」。71試合に出場した今季は、キャリアハイの8本塁打を記録した。11月4日・ヤクルト戦の勝ち越しアーチなど、陽川が本塁打を記録した試合は7戦7勝。一方、新型コロナウイルスに感染し、離脱した期間が数字にも影響した。
節目の30歳を迎える来季は、佐藤輝の加入でポジション争いがより激しくなる。ともに「ゴリラ」の愛称で親しまれる2人。譲る気は毛頭ない。「毎年新しい選手が入ってくるので競争です。結果を求めてやっていきたい」。今季、バナナグッズが商品化されたが「もっと売れるように頑張る」と鼻息も荒い。
「来年は2桁打てるように。あとは打率も・250以上は打ちたい」。一塁に加え、外野の両翼を守る守備力も武器になる。谷本球団本部長も「意外や意外、ライトの守備もデータは良かった。競争は激しくなるが、頑張ってほしい」と攻守で活躍を期待した。ドラ1に負けない活躍で、ゴリラポーズを量産していく。