阪神・高山が600万減の3000万円で更改「チャンス生かせなかった」
阪神・高山俊外野手(27)が10日、西宮市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、600万減の3000万円でサインした。(金額は推定)
「チャンスをもらいながらも、生かしきれなかったという感じですね。今年、去年も言ったんですけど、今年は絶対に結果を残さないといけない1年だったんですけど、それが叶わずという感じですかね」
今季は1軍に定着できず、42試合で52打席の出場。打率も・152に終わった。「(キャンプから)自分の感覚としてもそんなに悪くないというか、いい感触で入れたんですけど、開幕から1本出ないというところで気持ちのあせりとか、そういうのがあったかなと思います」。今季を振り返ると同時に、来季に向けた強い気持ちも口にした。
「今年はチャンスをもらってそれを生かしきれなかったということで、来年はチャンスすらないと思うんですけど、チャンスを取りにいくというか、チャンスを与えられた1年でしたけど、チャンスをもらうところから始める…何ていうんですかね、がんばらないといけないというか」
高山自身は、他の選手との競争よりも、まずは自身のレベルアップに意識を置く。「あとがないというか競争とかじゃなくて、やっぱり人と比べるとかっていうよりかは、まずは自分で自分の技量をあげてやっていかないと。立ち場的にも例えば、誰かが良くないから高山を使ってみよう、という立場でももうないので」。今季味わった悔しさを、来季にぶつける。