藤川球児氏、同世代の松坂大輔へ「みんなお前を待ってるんだよ」
今季で現役を引退した元阪神の藤川球児氏が22日にフジテレビ系で放送された「石橋、薪を焚べる」に出演。同世代の西武・松坂大輔へ送ったメッセージを明かした。
番組で、とんねるずの石橋貴明が「松坂世代の人間が、ここ数年その時期(引退)を迎え、本当に(松坂)大輔と和田君…」と藤川を含めた松坂世代が野球人生の節目を迎えていると指摘。
すると藤川氏は「2人から直接連絡きましてね。なんで球児、先にやめるんだと」と引退時に連絡があったことを振り返った。
特に松坂は米国に戻る際に連絡をくれたといい「(米国に)帰る前に『球児、俺は今からどうしよう』と…」打ち明けられたことを明かした。
これに藤川氏は「やりなさいと。やってくれと。(自分は)ちゃんとゴールをつけたじゃん、自分の役割をして退いたっていうのは松坂本人へのメッセージなんだと」と伝えたといい「投げられない状態で退いたなら、投げなくても辞めるかとなるのをならないように、和田も投げたじゃん、日本シリーズまで。ぼくも投げられる状態で辞めた。みんなお前を待ってるんだよって」と訴えた。
そして「2人には、先に辞めて良かったと。待っとくからと。他の選手はホールアウトして、最後、2人が18ホールに上がってきてくれ、ツーサムで。それを見守る側でいられることが喜び」とも語っていた。