阪神・西純「1試合でも多く1軍で」人生初はかま姿で新年の誓い
阪神の西純矢投手(19)が2日、人生初のはかま姿で新年の誓いを立てた。2021年の阪急阪神沿線・十日えびすポスターにタイガース代表として選出。高卒2年目の今季は昨季、成し遂げられなかった1軍での登板を目標に掲げた。
「昨年は1試合も1軍で投げられなくて、本当に悔しい思いをした。今年は1試合でも多く、1軍で投げられるように頑張りたいと思います」
昨年12月25日から掲載が始まった十日えびすポスター。「はかまを着るっていうのが初めてだったので、最初は少し緊張しました」と“阪神の顔”として初々しい表情で撮影に臨んだ。はかま姿に「ちょっと恥ずかしいな」と赤面。それでも「うれしいこと」と素直に喜んだ。
年末年始は広島の実家で英気を養っている。この日、自身のインスタグラムを更新。山口県周防大島にある嵩山展望台からの写真と共に新年のあいさつを行った。「TAKE OFF」-。写真の中央に記された文字から今季の飛躍を予感させる。
勝負の2年目。春季キャンプは1軍スタートが決定的となっている。「2年目を終えた時に、振り返って良かったなと思えるシーズンにしたいです」。西純にとって飛躍の一年が始まった。