阪神・ドラ1佐藤輝、本格始動 仙さん命日…闘将のように「気持ち」で戦う
阪神のドラフト1位・佐藤輝明内野手(21)=近大=が4日、兵庫県西宮市の仁川学院グラウンドで本格始動。この日は星野仙一氏の命日でもあり、闘将のように「気持ち」を大切に、プロの舞台に挑む覚悟だ。
3年前の1月4日、阪神などで監督を務めた星野仙一氏が70歳でこの世を去った。闘将が猛虎を優勝に導いた03年、佐藤輝は4歳。「あまり覚えていない」と振り返る。
佐藤輝にとっては、楽天で指揮を執っていた11~14年までのイメージが強いという。テレビなどで目の当たりにし「熱血」と表現。闘将の印象は脳裏に焼き付いている。
近大時代、田中監督から気持ちを前面に出すプレーを求められた。これはプロでも大切にすべき心得だ。
「技術などいろいろありますけど、最後は気持ちだと思うので、そういうところも大切にしていきたいです」
華やかなプロ野球の世界で勝ち抜いていくために-。負けん気を忘れずに、ルーキーイヤーから心身共に成長した姿を見せる。