阪神新人選手が入寮 ドラ1佐藤輝は特注マットレス持参「虎風荘でも使いたい」
阪神の新人選手が6日、西宮市の選手寮「虎風荘」に入寮した。球団を通じて取材に応対し、入寮にあたって実家から持参したモノやプロでの意気込みなどを口にした。
ドラフト1位・佐藤輝明内野手(21)=近大=は西宮市内の「畑ふとん店」で特注オーダーしたマットレスを持参。「大学時代もオーダーして使わせてもらっているマットレス。すごい自分にあっているなと思っているので、この虎風荘でも使いたいなと思いました」。愛着の深いマットレス、枕を阪神入団後も“相棒”とする。
ドラフト2位・伊藤将司投手(24)=JR東日本=は社会人チームの同僚からのイラスト、寄せ書きを持ち込んだ。タテジマのユニホームに身を包む伊藤将が列車にまたがるイラストで、「自分が笑ったところの、頬が上がるところが似ているなって感じました」と笑顔をにじませた。
佐藤輝も伊藤将も即戦力として期待される立場だ。佐藤輝は「誰からも目標にされるというか、そういう超一流の選手になりたいと思います」と思いをはせ、伊藤将は「(関西は)土地勘がないので不安はあると思うんですけど、ここに来たのは野球をやるために来たので、しっかり頑張っていきたいと思います」と決意を固めた。
入寮後は、鳴尾浜での新人合同自主トレが始まる。キャンプインまで1カ月を切ったが、万全の態勢を整えていく。