阪神ドラ3佐藤蓮、大好きミスチルで西勇、藤浪と「仲良くなるきっかけに」
ドラフト4位の栄枝を除く阪神の新人8選手が6日、西宮市の選手寮「虎風荘」に入寮した。ドラフト3位の佐藤蓮投手(22)=上武大=が、Mr.Childrenのアルバム「SOUNDTRACKS」を持参して入寮した。「ミスチル好きに悪い人はいない」と熱く語るほどの大ファンが、ミスチルをきっかけに輪を広げていく。
阪神では西勇や藤浪もMr.Childrenの楽曲を登場曲に使用している。「そこの共通点は、これから仲良くなる一つのきっかけにもなると自分の中で思っている」。野球はもちろん、趣味の話題でも花を咲かせ、コミュニケーションを図っていく。
数ある楽曲の中で、「Starting Over」が特に励みになった。「自分の中の嫌な事だったりを忘れさせてくれる。野球をやって悩んでる時とか、すごい励みになりました」と自身の登場曲の候補に挙げた。
9日からは新人合同自主トレが始まる。「がむしゃらにやって、自分の良さっていうのをアピールしていけたらなと思います」。オフの取り組みは万全で体の状態はバッチリだ。
「何かが終わり また何かが始まるんだ そう きっと その光は僕にそう叫んでいる」-。歌詞の通り、大学から新たにプロの世界に飛び込む。「タイガースの一員になってやっていくんだなという実感が湧いてきました」。佐藤蓮の野球人生が新章を迎える。