阪神・秋山 球速アップへ西武・増田流フォームでトライ
阪神の秋山拓巳投手(29)が8日、サンテレビの「熱血!タイガース党」に生出演。規定投球回を最低目標と掲げる今季。課題として取り組む球速アップに、自主トレを共にしている西武・増田の投球フォームを参考にしていることをオンライン取材で明かした。
「ねじり、ひねりの動作という部分で増田さんの胸の動きがすごく上手なので、見て、まねしながらいろいろトライしています」
新たな発見が、マリナーズからFAの平野らとの合同自主トレで見つかった。最速156キロを誇る西武の守護神に注目した。「スピードが出なかった分、六、七回で代わることが多かったかなと自分では思っている」。先発で長いイニングを投げるため、12勝した17年の最速148キロを目指している。
球速アップのため、すでに取り組んでいる投球時の歩幅拡大は順調に進んでいる。6歩から「6歩半ちょい」へ。「無意識で歩幅に関してはできる状況にきている」と年末にもブルペン投球を行い、感覚を確かめた。
また、巨人の菅野が残留決定。「巨人戦にも投げたいですけど、カード頭で投げたい思いもある。そうすれば、菅野さんと対戦することもある。すごく楽しみにはしています」と話す。さらなる進化を遂げ、ローテの一角としてフル稼働する。