阪神・梅野 優勝捕手が評価される、ベストナインへ強い思い【一問一答】
阪神・梅野隆太郎捕手(29)が16日、ソフトバンクの球団会長付特別アドバイザーを務める城島健司氏(44)への恩返しを誓った。この日は沖縄県内で岩崎、大山らと行っている合同自主トレをオンラインで公開。“打倒巨人”を胸に16年ぶりのリーグ優勝を果たし、日本シリーズの大舞台で“師匠”と再会する。
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-新年を迎えて。
「昨年優勝できなかった悔しさがあるので、チーム全員で優勝したい気持ちがある。そこに向けてしっかりと準備をしていきたい」
-合同自主トレで重点を置いている部分。
「キャンプでしっかり動ける体づくりというのが中心。トレーニング、走り込みで体を張らせたりすることをメインにやっている。そこからどんどん体のキレをつくっていく準備段階をやっている」
-今季からかつて城島氏が付けていた背番号2に変わる。守備、打撃面も期待される。
「毎年言いますけど、キャリアハイを目標にしている。チャンスで勝利打点を挙げたり、いいところで打ったり、印象に残るようなところを今シーズンはやっていきたい」
-昨年は首位・巨人に7.5ゲーム差をつけられての2位。機動力も存分に使われた。
「作戦面がすごく細かなチーム。最低限の仕事、それが最高の仕事になって結果を残されている、やられているイメージがある。機動力を抑える意味でも頭を使って野球をやっていかないと防ぐことはできない。その差が大きな差だと思う。その辺を感じながら自分たちが対処できる対処法を考えていきたい」
-菅野も残留する。
「やっぱり貯金をあれだけつくっているピッチャーだからこそ、その分ゲーム差を縮めるためには自分たちがやっつけていかないといけない。そういうピッチャーに勝つとチームとしても勢いが出てくると思うし、残ったからこそ勢いに乗れる分岐点も出てくると思う。そういうのも楽しみにやっていきたい」
-個人的な目標、ベストナインへの思い。
「もちろん毎年気持ちはあるし、それは皆さんが評価していくものなので。キャッチャー(のベストナイン)というのは余計、優勝捕手が評価されると思う。そこに関しては強い思いがあるので、頑張っていきたい」
-コロナ禍でキャンプがスタートする。
「自分たちはプロ野球選手というところで、応援してくださる人がいるので頑張れるというのを昨年感じた。まだまだバタバタは続きそうですけど、自分たちのやるべきこと。テレビの向こうで応援してくれる人もいるので、その気持ちを常に持って前向きに捉えて、今シーズンも戦っていきたいなと思う」