阪神・岩崎 ブルペン陣を背中で引っ張る!ベテラン勢去り30歳左腕芽生えた自覚
阪神・岩崎優投手(29)が16日、沖縄県内で梅野や大山らと行っている合同自主トレを公開。練習後にオンライン取材に応じ、改めて優勝とキャリアハイを誓った。
「もちろん優勝というのを強く意識しています。(自身としては)キャリアハイを出せるように」。昨シーズン41試合に登板し、5勝2敗2セーブ、防御率1・82をマークしたセットアッパーの言葉に、力がこもる。
プロ8年目を迎える今季は、昨年まで自主トレを共にした能見や、藤川氏の両ベテランが抜け、投手陣では年長組に入ってきた。「ブルペンでも、もう上の方。若い人たちをサポートしながら力を発揮しやすい環境にしていけたら」と、かつて自分が見てきた先輩たちのように、背中で若手を引っ張っていく覚悟を示した。
今オフは「毎年やることは変わらない」としながらも、「能見さんは走れる。そこは自分も大事だと思っているので」と走り込みを重視。しっかりと“能見イズム”を受け継ぎながら、2月1日のキャンプインまでに動ける体を作っていく予定だ。
今年、30歳の節目を迎える虎のセットアッパーが、その左腕で、チームを2005年から遠ざかっている頂点へと導いていく。